日本における卵子提供

国内での卵子提供の実績

現在の日本の法律や制度では、卵子提供を行うために十分と言えるだけの環境が整っていません。そのため、不妊治療を専門とする機関が定めたガイドラインにのっとり、卵子提供を行っています。しかし、卵子提供者は自分で探す必要があり、治療を受けられる医療機関も少ないなどの理由から、国内における実績は数十件程度。費用は、卵子提供のためのカウンセリングや検査費用だけでも約100万円が必要で、卵子提供後の治療費にも50万円ほどかかるなど非常に高額です。そのため、アメリカや台湾などで卵子提供を受けるケースも少なくありません。国内における卵子提供は、2007~2017年の間で73件。そのうち出生数が37人(双子を含む)となっています。

日本国内で卵子提供を受けられる条件

日本での卵子提供が受けられるのは、不妊治療を専門とする機関が定めたガイドラインの条件をクリアした人のみです。病気で卵巣を摘出した人や早期に閉経してしまった人、体外受精を繰り返すも成功できず、その原因が卵子にあると診断された場合、国内での卵子提供が認められます。女性の年齢が高いため妊娠できないと医師に判断された場合は、卵子提供を受けられません。明確な年齢は定められていませんが、50歳がおおよその目安となっているようです。 簡単に条件を説明しましたが、卵子提供が可能かどうかは専門家でないと判断できません。国内での卵子提供を検討中の方は、自分で調べて判断せずにきちんと担当の医師に相談するようにしてください。